昔の本当おもしろい。
今のがおもしろくないってわけじゃないけど、
このときのほうがのびのび作ってるんだろうな。
警官と泥棒がお互い思ってることは通じてんのに、、みたいなアイデアは小学生のときから思ってたらしい。
まだ全然売れてないときから加瀬亮バンバン使っててその先見の明ハンパないけど、
「オーディションでみんなおせおせの演技の中、彼だけひく演技だった。」って言ってたけど、
話聞いてて思ったのは、これ澤本さん本人にも言えることで、
「なにを言おう」がハッキリしたときに、「それをどんな風に言おう」じゃなくて、
自然と、というか、必然的にそれが生まれる状況とか条件とか制約を先に考えてる気がする。
基本的に彼のCMはタグラインでおとすっていうやり方だと思うけど。
ナンセンスって言葉が今日何度も出たけど、あえてナンセンスというかアホっぽいのを貫き通して
本当におもしろいものをつくるのって実は一番難しいんじゃないかと思う。っていうのは、
そういうものがくるって構えてる中で最後まで見せなきゃいけないから。
だからナンセンスでやりきるっていうのはセンスのかたまりだと思った。
箭内さんもなんか最近嗜好というか作りたいものがだいぶ変わってきてるのが明らか。
ゼクシィのCMもだけど、もう本当にリアルな人間関係をそのまま見せるのが一番強いっていう思いなんだと思う。
りょうのも歌も本当の旦那だし。
なにを作るにしろ、その時代とかその年の空気ってあるしそれを無視することってかなりださいな。
3.11以降、あらゆる表現は少し変わるって言ってたけどそうであの日壊したものは表現の世界でもきっと多くて、
杉浦さんが言ってたみたいに、前の状態よかったよね、って言うのか、これからはこうでしょって言うのか、
でまずは別れるんだと思う。
そして澤本さんはやっぱなんとなく多部ちゃんに似てる。