無事、卒業しました。
新設学部は、やっぱりおもしろかったよ。
いろいろと「それでいいのー?」って思うことももちろんあったけど、
自分たちが最初に巣立っていくわけだし、そういう意味でも、卒業はしたけど、これからも背負っていって、だから、いいフィードバックができますように。
濃い大学生活が、いわゆるキャンパスライフというやつがもう終わるみたいです。
正直いまは、昨日卒業式だったし、「よし、これからがんばるぞー」よりも寂しい気持ちのほうが強い。みんなと会えなくなるわけじゃないけど、会う回数は少なくなることは確か。
大学に行けば、みんなに会えるっていうほど、みんな大学には来ていないけど、
大学が、総文が好きだった、すごい。
というよりも、
やっぱり同じ学部に、パンフレットに「文化の創造と発進〜〜〜」だなんてざっくりとしたことしか書いてないときに、
一期生として集まったみんなのことが好きです。
サークル入ってなかったから、
ブルーシートのひいてある畳の部屋で大人数で飲み会してみたかったし、
新歓とか追いコンとかしてみたかったし、色紙とかもらいたかったし、
大学生らしい、まぶしいキャンパスライフとはほど遠かったけど、
これでよかったんじゃないかってけっこう思えてる。
一年のときに、最初に全員で集まったみんなのまえで杉浦先生が、
「早稲田でも慶応でも東大でもできないことを、青山で。君たちに会えて本当に嬉しい。ようこそ。」みたいなことを言っていて、それを聞いたとき本当に震えたし、
新しい学部の歴史を自分たちからつくるわけだから、なんとなくだけどがんばりたいと思った。
結果、四年間、フラフラしたしフラれもしたけど、いろんなことにチャレンジしてみて、
いろんな人に会ってその影響を受けて、足跡を残せたかわからないけど、
少なくとも「入ってよかった」と思っている自分がいるのだけは確かで、
それはでも、総文にとっても成功例だと思う。そう思える学生がいたっていう時点で。
じゃあ何を学んだか?何を得たか?って言われてもつまるけど、
いまだに総文はなにを勉強するところなの?って訊かれれば、
「えーっと、文化と名のつくものを全部!!!あとは人によります。」なんてしか応えられないけど、誰にでもオススメできるかと言えば全然そんなことないんだけど、
本当に学部の先生にも、友達にも感謝感謝感謝。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
もし総文の後輩に偉そうに先輩らしいことを言わせてくれるなら、
「内輪になるな」「なんでいまこの場所にこの学部があるかを考えて」
っていうことを伝えたいです。環境は、すごい整ってるほうだと思う。
でも何かを始めたり進めたりするのを誰かが動くのを待ってたらもったいない。
本当に偉そうになったけど、それは4年間で感じたことでもあるし、
わかっていたけどできなかったことでもあります。
本当なら、一番かっこいい学部だと思う。
4月からは働きます。楽しんで働きます。もちろんしんどいことなんて、わかってるんだけどね。それだけじゃないはずだから。
高校生のとき、
「いちいち止まって考えることが多いけど、そのぶん気づけたことも多いと思う」
って先輩に言われて、でもそれってダサいなぁと思って、
でも大学にはいったとき、
「とにかく頭よりも足を動かそう」と思って、いろんなところに足を運んで首を突っ込んでみたらそうだろうなーって頭で理解したり推測することよりも、「体感する」ことって本当にでかいなって感じたし、それでも全部できたわけじゃなくて、やっぱり行動にうつせないことのほうが多かった。
自分の中にあるだけで良いものもあるけど、やっぱり表にとりだしてあげなかったら、
体現してあげなかったら、その思いとか考えとか、そういう思想、みたいなものは死んでるというか、かわいそう。
でもそれを思えているのも考えているのも自分しかいないなら、
似てはいても、それって自分にしか言えないんだったら、自分がいることで、
なにか空気がひとつでも良くなるなら、それはやりがいのあることだと思う。
4月からは、アルクアラウンド状態でやってこうと思います。
親父から「『甘え』は自分のGoogle検索項目から削除しときな」なんて、
それっぽいようで全然よくわかんないメールももらったんでw
いままでの学生としての自分に関係する人すべて、小中高、そして大学と、その周辺、
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
すこしでもみんなに元気だよーって示せるように、期待に応えられるように、
いままで通りの、そしていままでにはなかった自分で、また笑顔で会いましょう。
※卒業式に袴を着るの、一期生から続く伝統にしてほしい。
人数を増やしていって、ゆくゆくは、
「総文の男子はみんな卒業式で袴を着ることになっている。」にまでできたら最高!